——着ぐるみを作るきっかけは何でしたか?
課題で布を使って個の空間を作るというのがあったんです。それでまず、「自分とは何だろうということから考えていったら、自分をプリントした着ぐるみにしようって思い至って、直感で作りました。実際に着て、街を歩いて写真を撮ってみたら、合成写真のような、なんとも不思議なものになってて。気持ち悪かったんです(笑)。やってみて、自分というものが見つけられた感じがしました。
——実際に着ぐるみを着てパフォーマンスをしてどうでしたか?
良くも悪くも、街中に影響を与えてしまうんだなと実感しました。普通じゃないものが街に現れると、人は敏感に反応して、それを見るんですね。だから神経使って、ライブ感を大切にしなきゃいけない。そこが勉強になりました。
——展示とパフォーマンスでは、どちらが自分に合っていると思いますか?
どっちも好きですね。自分の表現はこれ1つだ、というタイプではなくて、コンセプトがまずあって、それから人にどう見せるかで、何が一番的確な表現かを考えてます。
——川瀬さんにとってドローイングとはなんですか?
書き始めたキッカケは予備校時代でした。予備校のときは自分は何が好きなんだろう、何ができるんだろう、何が得意なんだろうとか全然わからなくて、悶々としてて。それで描き始めたんですが、描いてると自分の興味ある事とか、どういう造形が得意なのかとか見えてきたんです。私にとってドローイングって、そのときどういうものを見たのかの〝記録〟なんです。次に描いてるエンジンのドローイングも2年くらい前に描いたやつで、結構気に入っていて作品には絶対したいなと思っていて。
——なぜエンジンを描こうと思ったんですか?
もともとエンジンが好きで。形が色々あって単純にパーツが面白いんです。エンジンって車とか動くものにとっての心臓じゃないですか。これ(ドローイング)はそのまま描いてるんじゃなくて、パーツだけ取り出して再構成しているんですけど、心臓とか循環とかそういうのを意識して描いてます。
——川瀬さんの今後やっていきたいことは?
現実的な事言うと、就職したいです!(笑)