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川瀬結貴 「THE SIX 2010」での着ぐるみを着たパフォーマンス作品で注目を集めた川瀬さん。着ぐるみだけでなく、川瀬さんのドローイング作品にも注目!
私にとってドローイングって、そのときどういうものを見たかの”記録”なんです

——着ぐるみを作るきっかけは何でしたか?


課題で布を使って個の空間を作るというのがあったんです。それでまず、「自分とは何だろうということから考えていったら、自分をプリントした着ぐるみにしようって思い至って、直感で作りました。実際に着て、街を歩いて写真を撮ってみたら、合成写真のような、なんとも不思議なものになってて。気持ち悪かったんです(笑)。やってみて、自分というものが見つけられた感じがしました。

——実際に着ぐるみを着てパフォーマンスをしてどうでしたか?


良くも悪くも、街中に影響を与えてしまうんだなと実感しました。普通じゃないものが街に現れると、人は敏感に反応して、それを見るんですね。だから神経使って、ライブ感を大切にしなきゃいけない。そこが勉強になりました。

——展示とパフォーマンスでは、どちらが自分に合っていると思いますか?


どっちも好きですね。自分の表現はこれ1つだ、というタイプではなくて、コンセプトがまずあって、それから人にどう見せるかで、何が一番的確な表現かを考えてます。

——川瀬さんにとってドローイングとはなんですか?


書き始めたキッカケは予備校時代でした。予備校のときは自分は何が好きなんだろう、何ができるんだろう、何が得意なんだろうとか全然わからなくて、悶々としてて。それで描き始めたんですが、描いてると自分の興味ある事とか、どういう造形が得意なのかとか見えてきたんです。私にとってドローイングって、そのときどういうものを見たのかの〝記録〟なんです。次に描いてるエンジンのドローイングも2年くらい前に描いたやつで、結構気に入っていて作品には絶対したいなと思っていて。

——なぜエンジンを描こうと思ったんですか?


もともとエンジンが好きで。形が色々あって単純にパーツが面白いんです。エンジンって車とか動くものにとっての心臓じゃないですか。これ(ドローイング)はそのまま描いてるんじゃなくて、パーツだけ取り出して再構成しているんですけど、心臓とか循環とかそういうのを意識して描いてます。

——川瀬さんの今後やっていきたいことは?


現実的な事言うと、就職したいです!(笑)

▼着ぐるみを使ったパフォーマンス
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『ドローイングは、そのとき何に興味を持っていたかの記録である。しばらくたってからドローイングを見返すことにより様々なことに気付き、そこからコンセプトやアイデアが生まれる。 私にとってドローイングは描くことよりも見返すことが重要なのである。』

川瀬さんは自身が描くドローイングについてこう語ってくれた。 
profile

川瀬結貴(かわせ・ゆき)
1988年生まれ。愛知県立芸術大学デザイン専攻3年在籍。
「THE SIX 2010」にて、自身が着ぐるみを着たパフォーマンス作品を出品し、多くの注目を集める。
ブログ▶http://chaos-quetzky.jugem.jp/

「リア王」フライヤー
▶ 舞台情報
ハラプロジェクト×TURTLE ISLAND パンク歌舞伎「リア王」

日時:平成23年12月22日(木)〜12月25日(日)
場所:名古屋能楽堂
詳細はこちら:http://www.haratomohiko.com/